ビルマ(ミャンマー連邦)
面積●68万゙(日本の約1.8倍)
人口●約4800万人
人口密度●71人/゙
通貨●1USドル800チャット(2001.5月現在/公式レート約7チャット)
一人当たりGNP●1,190USドル
(実勢レートに換算すると約10USドル、ちなみに日本は2万4500USドル)
ビルマ現代略史
アジアウェーブ2001.7・8月号
ビルマ──微笑みと苦悩
目次

ビルマの人々
大場玲次

●ビルマはいまどうなっているのか?2001.6月  田辺寿夫

●ビルマの民主化運動について
問題と現状
根本敬


●ビルマ──微笑みと無常の国
森本綾


●ビルマの現状メモ
ビルマの現在についてのメール


●教育に表れつつある歪み
大橋環


●ビルマの民主化と民族問題
五十嵐勉


●終わりの見えない「武装抵抗闘争」若き司令官ボ・ジョー
大場玲次


●タイ・ビルマ国境の難民
支援する日本のビルマ人たち
久保真由美


●カレン難民キャンプから
中尾恵子


●タイ・ミャンマー国境の町
メソットとミャワディー
森清春


●インターネット上のビルマ情報
箱田徹


●日本の中のビルマ
「高田馬場で会いましょう」
田辺寿夫

●在日ミャンマー人の困難
安楽怜



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ビルマとミャンマー
★ビルマは現在「ミャンマー」という国名で一般に呼ばれていますが、普通選挙の結果による政権の委譲がなされていず、その政府が変えた国名という理由で、以前の「ビルマ」の国名をそのまま使っている人々もいます。アジアウェーブ編集部では、この事情を踏まえ、「ビルマ」「ミャンマー」という呼称は筆者の意志を尊重してそれに委ねることにしています。ご了承ください。
2000年12月25日、カレンの新年祭に参加したカレン女性/カレン州タイ国境近くの村で
マハムニパゴダで経典を読む修行僧/マンダレー
田植えの作業に励むバセイン地方の農民
首都ラングーン(ヤンゴン)で、支援者を前に手を振るアウンサン・スーチー女史。行き詰まりを見せる軍事政権との対話は再開されるのか、民主化の象徴とも言える女史の動きが注目される
Burmese People
パゴダへ参拝に向かうビルマ女性/モールメインで
ビルマ現代略史
1942日本軍ビルマ侵攻、英軍をビルマから駆逐
44日本軍、インパール作戦に失敗
45日本軍、ビルマから敗退、終戦
47アウンサンを中心にビルマ連邦共和国誕生、英国より独立
 アウンサン暗殺
48〜49カレン族の反乱
59〜88ネ・ウィンによる軍事政権
   社会主義路線をとる
74ビルマ連邦社会主義共和国に国名変更
 鎖国政策により、経済発展が遅れる
88学生を中心に民衆、民主化と経済発展を求めて蜂起
 軍事政権、武力で鎮圧、軍SLORCが全権掌握
 学生、タイ国境などへ逃れ、少数民族と共闘
 一部は外国へ逃れる
89国名をミャンマーに変更
90総選挙で国民民主連盟NLD圧勝、しかしSLORCは政権を委譲せず
 経済悪化1$=20Kから100Kへ暴落続く
95カレンのマナプロウ陥落
96日本企業を中心に一時外国から投資ラッシュ
97アジア経済危機。投資激減
 ASEAN加盟、欧米との対立深まる
99学生、バンコクのビルマ大使館占拠
2000民主化勢力を弾圧強化
 アウンサン・スーチー乗用車に篭城
01タイと国境紛争、関係悪化
 経済さらに悪化1$=800K(一時1000K)
ビルマの人々
写真/大場玲次