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中国その３へ　


中国概要 ●国名　中華人民共和国（The People's Republic of China） ●面積　960万馞（日本の約26倍。世界陸地の6.5％＝米国とほぼ同じ広さ） ●位置　東端は東経135度、西端は74度、北端は北緯53度、南端は議論のあるところであるが、海南島では18度あたりである。 ●気候　国土が広く一口では言い表せないが、大陸性気候である。 ●人口　12億6,583万人。うち都市人口4億5,684万人（約36.09％）、／農村人口8億899万人（約63.91％）、老齢人口8,811万人（約6.96％） ●民族　漢族が約92％を占める。チワン族（約1,660万人）・満族（約1,000万人）・回族（約860万人）・ミヤオ族（約740万人）・ウイグル族（約720万人）・イ族（約650万人）など55の少数民族が居住している。 ●言語　中国語（北京語）、地域によって上海、広東、福建語などのほか、少数民族語　　　　が話されている。 ●宗教　今日では、原則的に信仰の自由が保障されている。 ●教育　6、3、3制（義務教育は9年間）一大学〔4年〕一研究生〔2年〕 ●識字率　84．86％ ●首都　北京 ●行政　区1級から3級まである。1級は日本の都道府県（47）に相当し、台湾を含め32ある。その種類は①直轄市（4）、②省（23）、 ③自治区（5） ●元首　国家主席◇江沢民（74才1926年8月17日生まれ）　　　　〔98年3月に再任。任期は2002年まで〕　　　　国家副主席◇胡錦涛（58才1942年12月生まれ） ●建国1949年10月1日（憲法公布時1982年12月4日） ●国土　平野12％、丘陵10％、盆地19％、高原26％、山地33％ ●政体　人民民主主義独裁の社会主義国家　　　　共産党の指導（トップは総書記＝江沢民） ●国会　全国人民代表大会（略称＝全人代）、年一回3月に開催　　　　同委員長は李鵬（72才1928年10月20日生まれ） ●解放軍　総兵力260万人 ●共産党員数　6,100万人 ●行政　総理　朱鎔基（72才1928年10月生まれ） ●経済の体制　社会主義市場経済（憲法に規定） ●時間　北京時間を採用（全国一律で時差及びサマータイムはない）　　　　日本との時差は1時間 ●その他　国家の政策として各家庭では、原則として一人っ子政策を採用。ただし農民・少数民族及び一人っ子同士の夫婦など、場合によっては第二子を出産してもよい。	近年の経済の動き　　　　　　　　　　　　　　　　経済成長率 89年　生産は下落、インフレは高止まり（天安門事件）　　　スタグフレーション改革路線に対する批判が強まる。　　 4.1％ 90年　3月の全国人民代表大会　改革路線への回帰　　　政治は保守、経済は改革　　　　　　　　　　　　　3.8％ 91年　改革路線の成果が出始める。　　　良好なパフォーマンス　第8次5カ年計画の第1年度　　　成長目標は6％増に決定　　　　　　　　　　　　　 9.2％ 92年　トウ小平の南巡講話＝高度成長への転換（8～9％増）　　　全方位開放＝三沿政策（沿海、沿江、沿辺）　　　社会主義市場経済論　　　　　　　　　　　　　　 14.2％ 93年「体外循環」現象、国庫券（国債）の消化不良開発熱（不動産）、地方債権、庶民の金の購入、金融の乱れ乱脈融資、マクロコントロール⇒財政、金融の改革、選択的融資、多額の外資の導入元とドルとの為替レートの一体化　　　　　　　　　　　 13.5％ 94年　法制化⇒対外貿易法、会社法、労働法、12／28中国開発銀行、中国輸出入銀行などの政策性銀行設立税制改革（国税、地方税）市場の軟化と疲弊　　　インフレの高止まり⇒農業問題（食糧生産が1,400万トン減産）　　　国有企業の改革⇒三角債の発生、倒産、失業　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 12.6％ 95年　インフレ、農業、国有企業改革、外資への締めつけ、国債の発行額は　　　1,600億元、外貨準備高は過去最高を更新⇒730億ドルに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10.5％ 96年　第9次5カ年計画の開始　　　インフレ率は6％台に低下、「軟着陸」を宣言。　　　増値税問題が頼在化　　　外貨準備高は1,000億ドルを突破。　　　　　　　　　　　 9.6％ 97年　2月ポスト／トウ小平　　　7月香港返還　　　9月第15回共産党全国代表大会開催　　　外貨準備高は97年末で1,399億ドルに増加。　　　失業、「下崗」（一時帰休）がひろがる。　　　　　8.8％ 98年　　　3月朱鎔基内閣の発足、三大改革（国有企業、金融体制、政府機構）の推進　　　6月クリントン米国大統領の訪中　　　11月江沢民国家主席訪日　　　農業生産は史上最高を更新（5億1,000万トン）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7.8％ 99年　4月朱鎔基総理訪米　　　10月建国50周年　　　12月マカオ返還　　　外貨準備高は99年末で1,647億ドルに増加。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7.1％ 2000年　3月5日～15日全国人民代表大会　　　京ユウ高速道路全線開通　　　EU中国WTO加盟問題協議達成　　　金融改革継続促進、外貨利率の開放、個人口座の実名制度の推進　　　10月末、朱鎔基総理訪日　　　中国経済1兆ドル規模に突入　　　　　　　　　　8.0％ 2001年　　　第10次5カ年計画の開始　　　北京オリンピック2008年決定　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7.3％　　　WTO正式加盟天安門前で整列して記念写真を撮る人民軍兵士たち	大連市街は高層ビルが建ち並ぶ。中国はどこの都市へ行ってもビル建設ラッシュだ
北京の繁華街・王府井の賑わい	●増加する大学「中国の底力を感じるのは、若者の勉学意欲、発展意欲です。大学は各都市に総合大学、語学大学、師範（教育）大学、交通大学、鉄道大学、貿易大学など各種の学校があり、若者たちの勉学意欲を受け止めています。大学の増加は、そのまま中国の発展力を象徴していると思います。また外国へ行って学ぶ留学組も多く、さらに帰国しての横の繋がりも強く、出世していく人々の一つの人脈を形成しています。若者のそうした意欲とパワーがそのまま中国の発展力に結びついているように見えます」（大連駐在の日本人の話）	東北の大都市ハルビンの中央大街はいつも人手で賑わう
	２００２アジアから新年おめでとうその１その２ベトナムの花モン族発展する中国その１その２このページその３中国の働く女性北京動物園のパンダくんたち北西中国イシェッキロバの風景中国貴州流離紀行──スケッチブックを携えて春節


中国概要 ●国名　中華人民共和国（The People's Republic of China） ●面積　960万馞（日本の約26倍。世界陸地の6.5％＝米国とほぼ同じ広さ） ●位置　東端は東経135度、西端は74度、北端は北緯53度、南端は議論のあるところであるが、海南島では18度あたりである。 ●気候　国土が広く一口では言い表せないが、大陸性気候である。 ●人口　12億6,583万人。うち都市人口4億5,684万人（約36.09％）、／農村人口8億899万人（約63.91％）、老齢人口8,811万人（約6.96％） ●民族　漢族が約92％を占める。チワン族（約1,660万人）・満族（約1,000万人）・回族（約860万人）・ミヤオ族（約740万人）・ウイグル族（約720万人）・イ族（約650万人）など55の少数民族が居住している。 ●言語　中国語（北京語）、地域によって上海、広東、福建語などのほか、少数民族語　　　　が話されている。 ●宗教　今日では、原則的に信仰の自由が保障されている。 ●教育　6、3、3制（義務教育は9年間）一大学〔4年〕一研究生〔2年〕 ●識字率　84．86％ ●首都　北京 ●行政　区1級から3級まである。1級は日本の都道府県（47）に相当し、台湾を含め32ある。その種類は①直轄市（4）、②省（23）、 ③自治区（5） ●元首　国家主席◇江沢民（74才1926年8月17日生まれ）　　　　〔98年3月に再任。任期は2002年まで〕　　　　国家副主席◇胡錦涛（58才1942年12月生まれ） ●建国1949年10月1日（憲法公布時1982年12月4日） ●国土　平野12％、丘陵10％、盆地19％、高原26％、山地33％ ●政体　人民民主主義独裁の社会主義国家　　　　共産党の指導（トップは総書記＝江沢民） ●国会　全国人民代表大会（略称＝全人代）、年一回3月に開催　　　　同委員長は李鵬（72才1928年10月20日生まれ） ●解放軍　総兵力260万人 ●共産党員数　6,100万人 ●行政　総理　朱鎔基（72才1928年10月生まれ） ●経済の体制　社会主義市場経済（憲法に規定） ●時間　北京時間を採用（全国一律で時差及びサマータイムはない）　　　　日本との時差は1時間 ●その他　国家の政策として各家庭では、原則として一人っ子政策を採用。ただし農民・少数民族及び一人っ子同士の夫婦など、場合によっては第二子を出産してもよい。	近年の経済の動き　　　　　　　　　　　　　　　　経済成長率 89年　生産は下落、インフレは高止まり（天安門事件）　　　スタグフレーション改革路線に対する批判が強まる。　　 4.1％ 90年　3月の全国人民代表大会　改革路線への回帰　　　政治は保守、経済は改革　　　　　　　　　　　　　3.8％ 91年　改革路線の成果が出始める。　　　良好なパフォーマンス　第8次5カ年計画の第1年度　　　成長目標は6％増に決定　　　　　　　　　　　　　 9.2％ 92年　トウ小平の南巡講話＝高度成長への転換（8～9％増）　　　全方位開放＝三沿政策（沿海、沿江、沿辺）　　　社会主義市場経済論　　　　　　　　　　　　　　 14.2％ 93年「体外循環」現象、国庫券（国債）の消化不良開発熱（不動産）、地方債権、庶民の金の購入、金融の乱れ乱脈融資、マクロコントロール⇒財政、金融の改革、選択的融資、多額の外資の導入元とドルとの為替レートの一体化　　　　　　　　　　　 13.5％ 94年　法制化⇒対外貿易法、会社法、労働法、12／28中国開発銀行、中国輸出入銀行などの政策性銀行設立税制改革（国税、地方税）市場の軟化と疲弊　　　インフレの高止まり⇒農業問題（食糧生産が1,400万トン減産）　　　国有企業の改革⇒三角債の発生、倒産、失業　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 12.6％ 95年　インフレ、農業、国有企業改革、外資への締めつけ、国債の発行額は　　　1,600億元、外貨準備高は過去最高を更新⇒730億ドルに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10.5％ 96年　第9次5カ年計画の開始　　　インフレ率は6％台に低下、「軟着陸」を宣言。　　　増値税問題が頼在化　　　外貨準備高は1,000億ドルを突破。　　　　　　　　　　　 9.6％ 97年　2月ポスト／トウ小平　　　7月香港返還　　　9月第15回共産党全国代表大会開催　　　外貨準備高は97年末で1,399億ドルに増加。　　　失業、「下崗」（一時帰休）がひろがる。　　　　　8.8％ 98年　　　3月朱鎔基内閣の発足、三大改革（国有企業、金融体制、政府機構）の推進　　　6月クリントン米国大統領の訪中　　　11月江沢民国家主席訪日　　　農業生産は史上最高を更新（5億1,000万トン）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7.8％ 99年　4月朱鎔基総理訪米　　　10月建国50周年　　　12月マカオ返還　　　外貨準備高は99年末で1,647億ドルに増加。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7.1％ 2000年　3月5日～15日全国人民代表大会　　　京ユウ高速道路全線開通　　　EU中国WTO加盟問題協議達成　　　金融改革継続促進、外貨利率の開放、個人口座の実名制度の推進　　　10月末、朱鎔基総理訪日　　　中国経済1兆ドル規模に突入　　　　　　　　　　8.0％ 2001年　　　第10次5カ年計画の開始　　　北京オリンピック2008年決定　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7.3％　　　WTO正式加盟天安門前で整列して記念写真を撮る人民軍兵士たち	大連市街は高層ビルが建ち並ぶ。中国はどこの都市へ行ってもビル建設ラッシュだ
北京の繁華街・王府井の賑わい	●増加する大学「中国の底力を感じるのは、若者の勉学意欲、発展意欲です。大学は各都市に総合大学、語学大学、師範（教育）大学、交通大学、鉄道大学、貿易大学など各種の学校があり、若者たちの勉学意欲を受け止めています。大学の増加は、そのまま中国の発展力を象徴していると思います。また外国へ行って学ぶ留学組も多く、さらに帰国しての横の繋がりも強く、出世していく人々の一つの人脈を形成しています。若者のそうした意欲とパワーがそのまま中国の発展力に結びついているように見えます」（大連駐在の日本人の話）	東北の大都市ハルビンの中央大街はいつも人手で賑わう
	２００２アジアから新年おめでとうその１その２ベトナムの花モン族発展する中国その１その２このページその３中国の働く女性北京動物園のパンダくんたち北西中国イシェッキロバの風景中国貴州流離紀行──スケッチブックを携えて春節