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イラン映画の巨匠
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マフマルバフ監督
ギャベ
パンと植木鉢 |
チュンと家族
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FOREVER FEVER
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香港映画 片恋こそ至上の愛 竹内牧子
片恋は、もしかしたらすべての恋愛の中で最も美しく強いものなのかもしれない。相手に受け容れられないのを承知の恋だから、見返りも期待しないし打算もない。ハッピーエンドの後の愛し愛される関係は、実は、ちらつく崩壊の影と戦いながら維持されるもの、とも言える。ときには愛情というより善意によって。片想いは、相手に想いが通じるか長い時をかけて想いが萎えるまで、凛とした緊張感と純粋さとを伴って、深く強く持続する。 |
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細路祥 小野妙子
映画「リトル・チュン」のことを考えていたとき、子供の頃に秘密基地を持っていたことを思い出した。マンションの屋上の隅や貯水タンクの裏など大人に見つかりにくい、小さなスペースが隠れ家だった。友達とそこで遊ぶことは、自分達だけの世界にいるような気がして心が躍った。「リトル・チュン」の主人公の少年チュンも女友達のファンと二人だけの秘密を楽しんでいる。大嫌いなやくざのデビットに特製カクテル(おしっこ入り)を出前したり、父親に勘当された兄を内緒で探し始める。おそらく、子供にとって大人が知らない秘密を持つことが冒険であり、スリルなのだ。 |
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極上の音、色、形で綴られた 竹内牧子
ありすぎて、見えすぎて、かえって本質が何ひとつわかっていない。そんな、持てる不幸とでも言うべき世界に私たちは生きている。モノも情報もあり余るほど持っている。けれど、そのどれか一つがなくなっても気づかないかもしれない。どんな顔つきをしていたかさえ覚えていないかもしれない。 |
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韓国・日本映画 イ・チャンドン監督に聞く 多賀谷浩子
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